岡山を拠点に活動するIWAO.co.,ltdのBAILER Bag。

「BAILER」とは淦汲み（あかくみ）の意味で、淦汲みは舟底にたまった水を汲みだしたり、消火用に使われるバケツのこと。

このBAILERシリーズは、小型船舶の法定備品であり、パラフィン撥水加工された布バケツを、全く同じクオリティーでデイリーユースにリデザインしたバッグです。

製造は50年前から変わらず法定備品の綿帆布製バケツを作り続けている工場で行い、水や汚れに強く自立性があり、丈夫で軽いため、日常使いに長く活躍すること間違いなし。日々使い込むほど味が出て、自分仕様のエイジングにますます愛着が深まります。

センスのいいカラー・サイズ・持ち手の組み合わせでバリエーションも豊富。

２５Lはキャンプやビーチバッグとしてはもちろん、お野菜や玉子、バゲットもすっぽり入りマルシェバッグとしても大活躍の大きさです。

デザイナーの岩尾さんはアパレル会社を退職し東京から岡山へ移住。瀬戸内海のほど近くにオフィスを構えます。”使い続けることに価値がある物”作りを目指し、生地選びや仕様決めの段階から、長く使った後の状態や修復までもイメージ。使い終わったら捨ててしまう物でなく、使い込むほどに味が出て、例えば生地が破れたりしても、直して使いたくなる物。そのイメージをもとに製品が生み出されます。

岩尾さんのアイデアの源泉は積極的に楽しんでいる瀬戸内の暮らしの中から。例えば看板ブランドの「BAILER」は自身の船舶免許取得時に出会った船の備品に閃いて企画されたもの。「３sun(small upcycle notion)」も展開中。

＊洗濯は石鹼を使った手洗いで、タンブラー乾燥は避けてください。

＊長く使用して、生地が破れたりした場合はリペアサービス（有料）もあります。